p88 写真下部に以下のキャプションあり。■はペン先を表す絵文字
撮影年月日:1977年1月18日 場所:旭川市自宅周辺 ■1975年「細川ガラシャ夫人」刊行
野上透・根岸基弘著『文士一瞬』柏艪舎、2006年1月20日、p88
- 北吉洋一(エッセイスト)「文壇の時代」(p107-113)のp111には、『氷点』に関する記述がされている。
- p119に綾子の略歴が掲載
備考:野上透(1935-2002)。本名、根岸秀廸(ねぎしひでみち)。1958年日本大学芸術学部写真科卒業。同年4月、講談社に入社。写真部に配属される。「週刊現代」の表紙やグラビアなどを撮影。「週刊現代」は1959年に創刊。初代編集長・大久保房男は、「群像」編集長との兼任であった。この出会いが後に200人以上の文士を撮影するきっかけとなった。1964年、フリーランスとなり、雑誌、書籍等でルポルタージュなどを撮影。1977年、第8回講談社出版文化賞受賞。『女人古寺巡礼』など、写真担当の書籍多数。筆名・野上透は「上野生まれ上野育ち」をもじったもの。